▼クール日記▼

So Cool, 21st. Century Scizoid Diaries.......ゴヤアキラの日報

ミステリ、アニメ、ラジオ+テレビ番組の感想&天下国家を徹底的に青くさく論じたり嘆じたり

2001年08月前半
2001 Aug. 1st Half

●文中の敬称は略しています●

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2001/08/01(水) BSマンガ夜話「編集王」(たぶん再見)
2001/08/02(木) デ・ジ・キャラットなつやすみスペシャル一日め
2001/08/03(金) デ・ジ・キャラットなつやすみスペシャル二日め
2001/08/04(土) ドリームキャストが欲しくなる
2001/08/05(日) 特定財源
2001/08/06(月) 千と千尋の神隠し
2001/08/07(火) 宣伝コピー
2001/08/08(水) また宝島
2001/08/09(木) 「花と蛇」を少し
2001/08/10(金) ロマンアルバム「千と千尋の神隠し」
2001/08/11(土) いまごろエイリアン4
2001/08/12(日) 井上ひさし原作のドラマ
2001/08/13(月) 不条理ミッキー
2001/08/14(火) キネマ旬報別冊「千と千尋の神隠し」特集
2001/08/15(水) スピルバーグ監督の講演会

2001/08/01(水) BSマンガ夜話「編集王」(たぶん再見)

晴れ……だっけ。

 ため込んだ「NOIR」また少し。「冷眼殺手act1」。もう少しで放送に追いつくかな。
 冒頭のモノローグ「……死を司る二人の乙女……」、ミレイユって果たしてオトメなのだろうか、と思ってましたが、ひょっとしてキリカとあんまり年齢が変わらないのかも。設定は知らないけど。ううむ。

 「BSマンガ夜話」の再放送、「編集王」の回を見る。見たと思うけどほとんど忘れてました。オーケンが熱い。
 岡田さんが「日本人は悪役が描けない」とか言ってる。不勉強。「ワイルド7」を読みたまえ。クリエイターの想像力を全否定する「日本人は〜」って十把ひとからげにする言いかたはインテリにあるまじき態度。
 あっ、そもそもマンガ夜話でワイルド7やったのかなあ。やれ。おれぜったいタイヤの絵と、飛んでいくロケット弾の煙の絵を描いてファクスで送るから。


2001/08/02(木) デ・ジ・キャラットなつやすみスペシャル一日め

 曇天。やや気温が低い。

 「デ・ジ・キャラットなつやすみスペシャル」一日め見る。あれっ、オープニングの歌はお花見スペシャルと同じなのね。絵もか。今回は安く上げる方針かな……。
 「アメリカでじこ」国辱。米国をちゃんと描こうという気がさらさらないのがいい。イヤよくない(^^)。「パール・ハーバー」の日本の描写がいくらヘンテコだったとしても文句は言えないです。「お前の国の『デ・ジ・キャラット』ッ、あれはどういうことなんだッ」と米国のひとに言われたら何の反論もできません。これで痛み分けというかプラマイゼロですね。
 町並みとかは徹底的に手を抜いてるのに(だいたいあきはばらから米国までなんで地続き?)、走るときのケムリのエフェクトや、手前に向かってくる車を望遠レンズで撮るところとか、えらくきちんとやってるその落差がおかしい。


2001/08/03(金) デ・ジ・キャラットなつやすみスペシャル二日め

 曇天。やや気温が低い。

 「デ・ジ・キャラットなつやすみスペシャル」二日め見る。一話めは爆笑にまでは至らないかな。もっと破綻してるのがでじこの魅力のはず。ただ、おくめんもなく写真を使うところはいい。あと二話めのオチもいい。

 山田風太郎が亡くなったらしい。不勉強にもかんじんの忍法帳や探偵小説は未読で「戦中派不戦日記」しか読んだことないです。これから読みます忍法帳……。


2001/08/04(土) ドリームキャストが欲しくなる

 曇天。

 「ハートフルステーション」聴く。林原が歌っている「シャーマンキング」関連の「りんごうらみうた」(表記不明)、バックでブワーと鳴っているのは歪ませたハモンドオルガンかしら。まるでプログレかハードロック。イントロは一瞬メロトロン*かと思いましたが、そこまではいかないか。
 番組で言ってることを信ずるならば、ドリームキャストがどんどん店頭から消えているらしい。そう聞くと欲しくなりますね。店頭でドリキャスを奪い合って将棋倒しが起きたり(不謹慎)。
 「カウボーイビバップ」の映画がちょっとだけ伸びたらしい。うーん、熱心なファンじゃないけど、ちょっと楽しみにしてます(^^)。テレビ、というか全話数見てないから、このスキに見ておきたいです。

*いぜんパルコのCMにそれらしきものが映っていてびっくりしました。コーラスやストリングスをテープ(!)に録音したものを音源にした鍵盤楽器。キング・クリムゾンがよく使っているので聴いてね


2001/08/05(日) 特定財源

 曇天。ちょっと気温が下がると足が冷える。やれやれ。能率は上がりますが。

 道路特定財源というのがあるそうですが、なにがなんでも守るッ、とイキまいてるひとを見てるとつらつら思う。タバコや酒にかけられた税金は、たしなむひとに関連することだけに使われるわけじゃないですよね。固定資産税は資産家のためにしか使われないのか。そんなことはないよな。

 ためこんだ「主任警部モース」2本見る。だからなんなのよ。うわ、ルイス部長刑事のこどもってあんなに大きかったのか。おや、恋多きモースにもようやっと……。


2001/08/06(月) 千と千尋の神隠し

 曇天。

 あっ、乙一の新刊が出てたのか。でもいまんとこ読書計画に入れられない。山田風太郎も読まなければならなくなったし(?)。

 うわ、はじまっていたのか。録画した「宝島」第2話から見る。衛星第2。「家なき子」やったからいつかは、と期待してました(ビデオソフトで見ればいいんですが)。ほんとうにアニメファンとしては恥ずかしいけど未見なのでした。主題曲だけはよく耳にします。ああなんていい歌なんだ。
 今の目で見ると細かい演技とか音楽とかがちょっとだけ辛いけど、ヤハリ迫力があります。

▼「千と千尋の神隠し」見る。於新宿ビレッジ2。あのー、スクリーンの左上のほうに穴があいてるように見えたんですけど。さいしょのうち気になって。劇場のひとに文句を言おう、と思ってて忘れちゃった(^^)。
 せんじつ、ローソンでチケットの予約をしました。トリみたいなオマケのフィギュアつき。底のバリのせいか重心の位置が悪いのか、自立しないよこれ(^^)。
 ロッピーというのを初めて使いました。インタフェースがナニですが、レジのひとは出力された伝票通りに処理すればいいわけだから、まちがいが少ないという点ではいいのかも。でもキカイに弱いひとは、ついめんどうくさくなって、だったらいらねえやい、ということになってしまうかも。
 ……傑作。セルアニメ(セル使ってないんだろうけど、そしたらなんて言えばいいんだろう)でしか表現できない世界。いやまあCGIっていうんですか、キョウチクトウ? のところとか、不自然なコンピュータ処理のところもありますが(^^)。
 125分のちょっと長い映画ですが、駆け足なのが残念、もっと描きこんでほしい、と思わせるくらいにあっというまに過ぎてしまいます。心の汚れたゴヤと言えど、これの悪口はちょっと言えません。
 途中考え事をしていて見逃したところがあるので、もういっぺん見るつもり。つまんないからぼーっとしたのでなく、単にわたしに集中力が欠けているだけです。
 ジブリ風のキャラクターデザインはもう限界なのかも。湯婆婆やお父さんは、この作品の内容が求めるには苦しいデザイン。ふさわしくない。気になったのはそこだけです。
 ……これだけハイクォリティかつ手間のかかった、見る側にある程度の知的レベルが要求されるアニメがつくられて、すし詰めになるくらいのたくさんのお客がそれに集まるところに、あらためて日本の国力を感じました。牽強付会か。


2001/08/07(火) 宣伝コピー

 曇天。

 うわ、「徹子の部屋」に山寺宏一が出ていたのか。夜に新聞のテレビ欄を開いてびっくり。すっかりビッグにおなりになって。

 ベストセラーになってる本の宣伝コピーにある「鳥肌」「肌が粟立つ」っていう言葉は、さいきんでは感動したときにも使われてるんですかね。わたしが不勉強だけなのかもしれませんが。表紙から察するにホラー小説ではなさそうですけど。コピーを考えたひとは、とにかくひとの目に止まるように、と承知のうえでやったのか、それとも単にあまり本を読まないひとなのか……。まあ売れたんだからなにも文句はねえよな。けっしてやっかみではありません。

 ためこんだ「主任警部モース」また見る。だからなんなのよ。ルイスがついに警部に昇進か、登場しなくなってしまった。


2001/08/08(水) また宝島

 曇天。

 「宝島」見る。展開に不自然なところがありますが、原作もそうなのかしら。
 出崎統って、リアルな人間を描く、んでなくってハッタリと勢いとかっこよさ原理主義のひとなんだな、と再確認(ものすごくホメてます)。


2001/08/09(木) 「花と蛇」を少し

 曇天。

 食事中に舌の先をしたたかに噛む。不覚。あまりの痛みに鏡を見ると出血が。塩水でうがいをして、口内炎の薬をつけて寝ました。

 勉強? のため、団鬼六「花と蛇 調教篇」(大田出版)少し読む。さいしょの雑誌掲載時でカットされた部分も収録されている完全版。
 うーん。類型的な人物造形やストーリーのなさかげんは作者が巻頭言に書いているとおりか。しかし。その巻頭言に自嘲気味に「珍文」と書いているがけっしてそうではない。このひとにしか描けぬ、という迫力が確かにあります。見えているのは全体のほんの一部で、ずーっと奥まで暗がりが広がってる感じです。ああ、うまく書けません。
 SMというジャンルに入れられているので、痛いプレイはいやだなあ、と敬遠していましたが、陰惨な印象はあまり受けません(いまのところ……)。死ぬほど恥ずかしい目に合わされながら、ああ、いってしまう、というシチュエイションがいかに多く? のひと、いやさ男にとっての動かしがたい大きなファンタジーか、ということがわかります。おれだけじゃなかったんだ(^^)。
 角川文庫に納められたとき、同じ文庫に自著が入っている平井和正が猛然と抗議をしたらしい、ということも読まずにいた理由の一つかもしれません。でも、わたしはモハヤ平井の良い読者ではないので(^^)、「花と蛇」もカモンレッツゴーになってます。陰惨さに限って言えば、少年ウルフガイにおける青鹿先生の哀れ極まる境遇のほうが凄いよな。もっとも番外編「ウルフランド」があるから救いにはなるけど。


2001/08/10(金) ロマンアルバム「千と千尋の神隠し」

 曇りときどき晴れ。

 「金曜アニメ館」見る。高校時代の山寺宏一の写真に笑う。

 ロマンアルバム「千と千尋の神隠し」少し読む。なかなか勉強になりました。
 それとは別に、せんじつ魔女関連の本をかじっていて、「千と千尋の神隠し」の※※の魔女が、童話によく出てくる、ひとを害するそれではなく、こどもが大人になるための手助けをする、本来的な役割を担っているのがわかりました。通過儀礼が童話ではわかりやすいよう魔女のかたちをとるんですね……。
 鈴木プロデューサーのインタビューでの、「踊る大捜査線」の映画がヒットした要因の分析は間違っている。「怒りを論理に置き換えて言葉にする」のはかつてなかったもの、とありますが、くらべるにはややマイナーでしょうけど、たとえば鈴木さんとこで出してる(^^)「銀河英雄伝説」だってやってるでしょう。ヤン提督は怒れる男だけどひとの胸ぐらをつかんだりはしない。ひとは殺すけど。
 青島刑事のひとを信じる姿勢、たたずまいそのものが美しいから若い人の胸をうったのではないのか。かつてない新しいものだったから、でなくて、原点回帰的作品だから受けたのではないのか。そう思います。変なヒネリや大甘がマンエンしてるところに直球がブンとくると弱いのよ。

 「主任警部モース」また見る。最終回。あれ、ルイスはけっきょく警部になってないのか。
 モースとルイス部長刑事、上司のストレンジ警視正の関係に、なんかこー制作者のあざとい意図が見えてしまってどーも気に入らない。まあ気に入らないって感想を抱いた段階で術中にはまってるのかもしれませんが。

 今日の見たいもの:スタジオジブリ版「銀河英雄伝説」。なんか地味そうなところがいい。キャラはみんなラインハルトを含めてモンゴロイド顔で。ファンロードに先例がおそらくあるだろうけどまあいいや。

 ファミ通少し読む。「おとなのしくみ」。エルフ訪問。ジョークグッズの名目でアダルト的商品も売っているらしい。たといジョークとはいえ、なんと言うか、きちんとした製品だそうだし(^^)、こういう世界にこういうナマナマしい商品が成立する、というのがわたしにはちょっと驚き。このエルフというブランドのファンには通じる、許してもらえる(?)ということなんでしょうか。
 女性スタッフの企画、というのがさらにそそる(^^)。あっ、ちゃんと各商品の使用感のレビューまで載ってる。作者からだ張ってる。漫画家かくあるべし。尊敬しました。点数が「9」のヤツをぜひ使ってみたいですマジ。


2001/08/11(土) いまごろエイリアン4

 曇天。

 「ほんパラ! 関口堂書店」少し見る。タイタニック号の料理の紹介で、ナレーターが「イエガモのロースト」と言っていてぎょっとする。家鴨ってアヒルと読むのでは? わたしが不勉強なだけ?
 さだまさしの本、白紙か? の件、無事出版の運びに。よかった。……白紙、というのは、中身が白紙の本を出す、という意味ではありません。念のため付記。

 「ハートフルステーション」聴く。ドリキャスの専用電源コードは店頭売りしていないのか、ヘタったのでかわりにサターン用のものを臨時に使っているがだいじょうぶか、というリスナーの質問に、サポート扱いで入手できる、サターン用でも問題ない、と竹崎さんのお答え。プレステのヤツも同じ規格でしたっけか。
 確かにそうめったやたらに消耗するもんではないですよね。しかし。うちのプレステのコードがヘタってしまい(^^)、型番を見ると、ラジオのものと同じ規格なのでつないでみると……問題ない。でもいちおープレステ用のヤツを買って来ました。色とデザインがかっこいいし。

 あれ、この日だっけ、テレビで「エイリアン4」見る。話に安易なところがあるけど、つい見入ってしまいました。
 シガーニイ・ウィーバーがコ・プロデューサーだけど、マネーのためにしょうがなくこのシリーズに出ているんでなくって、ライフワークと位置づけているのかしら。
 むくつけき野郎どもにウィノナ・ライダー演じるコールちゃんが「差別」されてたけど、日本の宇宙船だったらたぶんモテモテだろうな。無敵キャラじゃん。

 あれ、もうどの日だったか……。「東京ゲスト10」という番組少し見る。爆笑問題が出ているヤツ。フリップというのかパネルというのか、ボードに描かれた説明のイラストがうまい。たといハっとするようなステキな絵でも、こういうバラエティ番組のイラストを描くひとだと、なかなか名前が覚えられなくて残念だ。


2001/08/12(日) 井上ひさし原作のドラマ

 曇り時々雨。

 NHK総合で井上ひさし原作のドラマを少し見る。ストーリーは特にどうということはないけど、セリフがいい。なにより役者さんがみな迫力がある。感動しました。どうでもいいことだけど、海軍将校の制服ってかっこいいなあ。


2001/08/13(月) 不条理ミッキー

 ミッキーは親父を殺しに行く。蒸気船に乗って……。薄曇り。

 いまフッと思ったけど、「主任警部モース」で、モースがしょっちゅうムースとかマウスとか名前を間違われるけど、そんなに珍しいのかしら、モースって名字。

 寝坊で遅刻したときの言いわけを思いつく。「目が覚めたら虫になっていたもので……」「太陽のせいでママンを殺してしまって……」あとのほうはマズいか。だいいち読んでないしカミュ(カミュだっけ?)。
 「本の雑誌」で吉野朔美が、カフカの「変身」の主人公の名前は「グレゴール」か「グレーゴル」かどっちだ、という問題をとりあげていたっけ。わたしが読んだヤツではグレーゴルでした。確かになんか違和感があったな。
 今ならファンタジーふうにグレゴオル・ザムザとするといちばんそれらしいか。名字からして変身しそうなひとですね。
 「審判」の映画をテレビでやっていて、わからないながらもミョーにおもしろくて途中まで見たのは覚えているんですが、中盤以降の記憶がない。ビデオソフトになっているのかな……。


2001/08/14(火) キネマ旬報別冊「千と千尋の神隠し」特集

 晴れ。

 キネマ旬報別冊の「千と千尋の神隠し」特集を少し読む。
 立花隆の評論は、確かに読みが深くて勉強になるけど、出てくるものすべてに意味づけしないと気がすまない、小道具は100%使い切られていなければならない、というのはあまりにオヤジ趣味に傾いた考えではないのか。※した※をただ※するだけでもべつにいいじゃん。
 劇場映画は見世物興行、お客さんをケムにまいてでも楽しませればそれでよいのである。アニメは芸能であって政治的マニフェストや学術論文ではないのである。
 プロの批評家の批評は、同業者や出版社、インテリのみなさんに尊敬されるものを書かなければならないのでおのずと限界がある。だれだれちゃんカワイイーと書けとまでは言わんけど、なにが描かれているのか、の分析に血道を上げることに終始している批評が多すぎる。特にミヤザキアニメ(これだってなんとアンイーなネーミングか)。


2001/08/15(水) スピルバーグ監督の講演会

 薄曇り。

 教育テレビ、スピルバーグ監督のアクターズ・スタジオ・インタビュー。学生さん対象の講演会か。「音を消して映画を見ると映像の力の有無がよくわかる」。なるほど。実行してみよう。



 
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