▼反戦! クール日記▼

So Cool, 21st. Century Scizoid Diaries.......ゴヤアキラの対テロ日報

ミステリ、アニメ、ラジオ+テレビ番組の感想&天下国家を徹底的に青くさく論じたり嘆じたり

テロ2001年09月前半
2001 Sep. 1st Half

●文中の敬称は略しています●

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2001/09/01(土) 無題
2001/09/02(日) 沖縄ルーガルー
2001/09/03(月) 金ではなく鉄として
2001/09/04(火) 詩人ケン
2001/09/05(水) アイソパラメトリック
2001/09/06(木) マシンガンで柱
2001/09/07(金) コゲどんぼのインタビュー
2001/09/08(土) 気がつかなかった
2001/09/09(日) しつこくエースコンバット3
2001/09/10(月) ニコレット
2001/09/11(火) 旅客機でビルディング
2001/09/12(水) 宇宙刑事×リバン
2001/09/13(木) ×リバン電話
2001/09/14(金) ×リバン政権
2001/09/15(土) ぶたぶた

2001/09/01(土) 無題

 薄曇り。涼しい。

 特に何かということは……。


2001/09/02(日) 沖縄ルーガルー

 サディスティック・ミカ・バンドだったかな、「沖縄ブガルー」って曲があったんですが。晴れ。

 千と千尋の神隠し・解説本「千尋と不思議の街」(角川書店)少し読む。小説家や漫画家の寄稿が入っているのがいかにも。
 乙一の文章はオチまでついてる。ヤハリ非凡です。若き日? の妄想がすでに現在の作風と同じなのが笑える。栴檀は双葉よりなんとやら。人生が長く使えてうらやましいです。
 ……とはいっても、ここんとこラジオでやってるバッドフィンガー、これから再度ブレイク、というところで死んでしまったロイ・オービソンみたいに、余りある才能があっても幸せに縁遠い人たちもたくさんいるしのう……。あっ、不吉な書き方になってしまった(^^;。乙一ごめん。
 読書感想ページにも書いた「四人はなぜ死んだのか」、さいきん出た文庫版のあとがきを読んでたまげました。作者になんやらたいへんなことがあったらしい(読んでね)。神も仏もない。なぜこうも不公平なのか。以上余談。
 巻末近くのジブリの制作日誌がすごい読み応え。文字の級数もすごいけど(^^)。……天下のスタジオジブリだから、スタッフ全員、一分の隙もなくシゴトを完璧にこなすひとばかりか、と思うとそうでもないらしいのでちょっとほっとする。日誌を信ずるならば、ですが。

 京極夏彦「ルー=ガルー 忌避すべき狼」(徳間書店)読む。コーフンして語りたくなって友人にでんわをしてしまう迷惑なわたし。ついでに「ガンパレ」をやるように強く薦めてしまうダメな昼下がり。
 「ルー=ガルー」、トクマノベルスで出て、気軽に寝ッ転がって読める体裁&内容かな、と何の根拠もなく思ってたらこんなブ厚い&深遠だったなんて。

 新宿の火事、つい不謹慎なことを書きそうになるので触れません。ただ気になる点がひとつ。焼けたビルの看板(?)、某情報誌の名前が何度となくテレビに映るのを見てると、宣伝効果のありなしが気になります。


2001/09/03(月) 金ではなく鉄として

 曇りのち雨。

 朝日新聞の、中坊公平の連載「金ではなく鉄として」、意外な展開、意外な事実、となんだかミステリみたい。構成と語り口がうまいせいもあるんでしょうけど、現実にこういうことってあるんだーといつも感心しつつ読んでます。関西弁もキマっていて、読んでいて気持ちいいです。

 ポップス・アーチスト名鑑、バッドフィンガー3回目。去年あたりから未発表のアルバムとかが出ていたらしい。知りませんでした。それに入ってる曲がいくつかかかる。いま聴いても古くない。すごいです。


2001/09/04(火) 詩人ケン

 雨のち薄曇り。

 乙一「きみにしか聞こえない」(角川スニーカー文庫)読む。うわ、またひっかけが。まんまとひっかかりました(^^)。
 ほんとに映像を喚起させられるます、このひとの小説は。ただそれがひっかけにひっくりかえされちゃうんだけど。
 あとがきがサービス過剰。書きすぎ。ホホえましいけど (^^) 。

 朝日新聞、松井計というホームレス作家の談話が載ってる。じしんの経験を本にした、という。ひとごとじゃねえよ。ひー。まあ表現手段を持ってるひとはホームレスだろうがなんだろうが、こうしてネタにしてしまえるからいいのかな(よくないか)。原稿用紙を100円ショップで買ってファミレスで執筆、というのがハリポタの作者みたいでいいなあ。
 ひとごとじゃねえよ、といえば、書肆でチラと見かけた、業田良家(表記間違っていたらごめんなさい)の「詩人ケン」というまんががスゴい。開いたとたん、ぎゃあっと叫んで放り投げてしまった。とても正視できない。なんて凄い作家なんだゴーダくん。タイトルだけで内容も凄さもわかるでしょう? ……あ、「市民ケーン」のもじり?


2001/09/05(水) アイソパラメトリック

 晴れ。

 森博嗣「アイソパラメトリック」(講談社)、先立つ物も無いくせに、モハヤいい読者でもなくなっているのに、予約したひとは必ず入手できる、とか言われるとグラっとくるのがわれながら救いがたい(^^)。ピンズつきとはいえ、写真と文章を合せて96ページであえてこの値段、というのが、持つ悦びに貢献していて、たいへんいいです(皮肉でなく本気でホメてます)。
 アイソメトリックならブルワーカー*のマニュアルに出てくる言葉なので聞いたことはありますが(貧弱なボウヤと呼ばれていた頃に東急ハンズで買ったんだよ)、アイソパラメトリックというのは知らないです。
 読むほうが追いつかず、Vシリーズも、「女王の百年密室」などのノンシリーズもまるで手つかずです。メフィストに載る短篇はおもしろいですが。
 短篇とか、シリーズ外のほうに、このひとの本領がある感じがします。Vシリーズは「黒猫の三角」だけは読みましたが、ある種の割り切りがある。ってゆーか、森博嗣は想定する読者のツボを完璧に熟知してるんでしょうね。うらやましい。えっ、それがプロの当然の条件? すみません……(ひとりごとがはじまったのでこのへんで)。
 「黒猫の三角」、いまミステリーDXでまんが版が連載されているらしいですが、どう描くんだろう。すごく難しそう……。

 昼過ぎからぐんにゃりしてしまう。でも夜には安定。人間気圧計とお呼びください。もし安いのがあれば気圧計が欲しいけど、それを見てるうち暗示にかかって、ますます気圧の影響が大きくなったらどうしよう、と考える。

*黄色い箱にでっかくカタカナで「ブルワーカー」って書いてある。ステキ♪


2001/09/06(木) マシンガンで柱

 晴れ。

 たまった「NOIR」少し。
撃たれた××がうしろにふっ飛んでました。それを見て思い出したのが……じっさいの銃弾にはひとを移動させたり、回転させるほどのパワーはない、ひとは撃たれたらその場に崩れ落ちるだけ、って「主任警部モース」で監察医が言ってました。
 とはいえ、なーでもかでもリアルにやればいい、というわけでもないです、もちろん。「マトリックス」みたいに、マシンガンで柱がぶっ壊れるのはわたしはぜんぜんオッケーです。

 せんじつからブラウザの設定を「画像を読まない」にしてます。わ、ブロードバンド? と錯覚するくらい速くなりました(ちょっとおおげさ)。あっ、じぶんとこのカウンタが読めない(^^)。日記更新の確認のときだけは読まないといかんか……。


2001/09/07(金) コゲどんぼのインタビュー

 曇天。

 ぱふ少し読む。コゲどんぼのインタビュー。「イラストレーターの描くまんがはおもしろくない、と言われたくない」。言いにくいことをはっきりと(^^)。なんていい女なんだ。
 「ぴたテン」、ひょっとして、と思っていましたが、ヤハリMacでトーンを貼っていることがわかりました。その「ぴたテン」、本篇よりもカバー見返しのイラストのほうが作者の本領だと思います。てひげ〜。


2001/09/08(土) 気がつかなかった

 曇天。夜からすごい湿気。

 「NOIR」また少し。……2週ぶん飛ばしてることに見てから気がつきました。あれ、回想シーン、見たことない絵があるなーとは思いましたが(^^)。あぶないあぶない(わたしの頭が)。でも話がつながってる(^^)。


2001/09/09(日) しつこくエースコンバット3

 台風接近。降ったりやんだり。

 ガンパレはストップ中……エースコンバット3のニューコムシナリオを少し。ジオフロントのシャッターにぶつかって、すぐMISSION FAILEDになってしまう。鈍い。


2001/09/10(月) ニコレット

 台風。大荒れ。降ったりやんだり。本年最悪の体調。

 禁煙を楽にするニコチンガム「ニコレット」というのが、一般薬局で発売されるらしい。ニコレット・ラーソンって歌手がいたな……「ロッタ・ラブ」というのを歌っていた……ただそれだけです。すみません。


2001/09/11(火) 旅客機でビルディング

 台風。雨と風がすごい。復調。きのうの体調はなんだったんだろう。

 夜、テレビをつけると、米国の世界貿易センタービルがたいへんなことに。さいしょ映像では貿易センターってわからなかったです。片側しか見えなかったので。
 衝突したのはセスナのような小型機か、と思ったら煙がものすごい。なんと旅客機だという。えーっ、官制ミスなのかな? あり得ないことが起きるのが世の常とはいえ、うーん。もし管制官のミスでも、米国だと原因究明が優先されて免責なんでしょうね……。

 と思っていたら、しばらくすると、ツインタワーのもう片方にも。すごく作為を感じる。回避行動を取っているようには見えない。ここにいたってようやっとテロと考える。まさか以前と同じ場所を狙うなんて。激突する瞬間が、手前の燃えているタワーに隠れて見えないのをもどかしく感じて自己嫌悪。妙にワクワクしてしまってさらに自己嫌悪。ついついNHKをずーっと見てしまう。不謹慎なことを大量に考えました。書く勇気がありません。
 もうしばらくするうち、国防総省もたいへんなことに。これで決定的にテロとわかりました。頭がクラクラしました。在日米国大使館とか、在外の米国施設がオサマ・ビン・ラディンに狙われている、というのはディスインフォメーションだったか。活字になった時点で疑うべきでした……。

 2回目の激突をしっかり見たいなあ、と思っていたら、まるで待ち受けていたような、と思わせるくらいにうますぎるアングルの映像が。
 ツインタワーにあとから激突したほうの映像を見てびっくり。ビルにスルっと吸い込まれるように見える。映画だったらぜったい尾翼が見えた状態で爆発しますね。
 ビル、あんな巨大なものにつっこまれて、よく上の階が崩れたり、ポキっとへし折れたりしないな、頑丈だな、これならけっこうたくさんのひとが助かるかも、と感心していたら、けっきょく崩壊がはじまってしまった。激突された階のずーっと下まで、ぜんぶ崩れたのには衝撃を受けました。なんで? 米国の、デモリッションなんとかいう家族でやってるビル解体業者さんの爆破みたいです。

 テロだとするなら、航空会社にあらかじめパイロットとして潜入した工作員が突如牙をむいたか、と思っていたら、なんとハイジャックだという。犯人が操縦したにしては凄い技術。
 ど、同時に11機ハイジャック? 米国ってセキュリティすごく厳しいんじゃなかったの?


2001/09/12(水) 宇宙刑事×リバン

 晴れだっけ? タイトルは同案多数だろう。まいっか。臆病なので念のため伏せ字です。

 ナムコ、エースコンバット04のCM自粛、とテレビのニュースに字幕が。とんだとばっちりもいいところです。
 エースコンバットやってると、緊張に堪えられなくなって、ときおり自棄的にビルにじぶんから突っ込んでミッション終わらせたりするね、確かに。
 ……ハッ、まさか、エースコンバット04のCM自粛を狙って仕組まれた、ナムコのライバル企業のしわざか……と考える。迂遠に過ぎるか。

 さすがに「同時に11機ハイジャック!」は誤報か。4機だったらしい。それにしたって……。ラジオを米軍放送に合わせると、さすがに音楽はかかっていませんでした。

 TBSのニュース、ジャジャーンと派手な音楽とともにドカンと激突する瞬間をアイキャッチにするのは、わたしのような人間から見てもやりすぎだと思います。気持ちはわかるけど。
 「ひとがバラバラと落ちていく」のが映っていたらしいですが、わたしは未確認。マルで囲んで「ここです! ここに落ちていくひとが!」とか指し示してほしいです。いずれこの事件の映像をうまくまとめたビデオとか詳細情報付DVDが出るでしょうから、それでチェックしたいです(人非人)。

 21世紀の戦争はいままでとちがうやりかたになる、とわたしもそこかしこで読むし、うなずく点もありますが、ことさら変わった変わったと強調するのは間違っています。ちがいは規模の大小だけで、本質は20世紀となんら変わってないです。湾岸戦争もアフガン紛争もまだ続いているんです。強いて言えば「航空機のハイジャック」が登場したときが大きな変化だと思います。
 ビルがつぎつぎ破壊され、いっときに大量の死傷者が、というのは確かにすごく恐ろしいけど、わかりやすいビジュアルにだまされてはいかん。無辜の市民も死んだであろう旧ユーゴへの攻撃や、いまこうしてる間もやっているイラクの空爆の映像も放映しないとアンフェアだろう。数の多寡でひとの死に対する意味づけがちがってしまうのは、事情は理解できるけれど、どうにも納得がいかん。


2001/09/13(木) ×リバン電話

 曇り時々雨。……ただいまビン・ラディン氏を支持しております。ピーという発射音、いえ、音のあとにご用件を……。バンしか合っていない。もうタネ切れ。意外とひねれないな。アカサタナ、とやったら次はアガザダナ、でさぐっても出てこない。ア段以外使ったり、二文字変えたりしたら駄洒落にならなくなりますね。

 朝日新聞、少年の感想「時間差をおいた攻撃はひとの目を引くやりかた」には、なるほど、と思いました。子供っぽい妄想、夢想をしゃにむに現実化したような無気味さを感じます。
 わたしのようなダメ人間がノウノウと生きていて、りっぱなひとやエリートのひとがテロに倒れ人生を寸断される、とはなんという不公平か。いいひとから先に死んでいくのか。うーん。
 ジュリアーニ市長が記者会見でかぶっていたFDNYのキャップが気になる。なんだろうあれ。日本でたとえば石原都知事がああいうカジュアルなかっこうで出てきたら「不謹慎!」とか書かれるんだろうな。

 ふと気づくと、事件のニュースを録画していない。いずれうまくまとめた番組が放送されるだろう、とまた不謹慎なことを思ってしまいました。

 ネームにオーケーをいただく。


2001/09/14(金) ×リバン政権

 降ったりやんだり。やった! 承認してくれる国がちょうど100に! 

 テレビを見ると、消防士とおぼしきひとの背中にFDNYとある。ファイアーデパートメント?

 テロの知らせを受けたときのブッシュ大統領の映像がニュースに。……衝撃を受けると、人間ってああいう表情になるのか……。でも飛び上がったりはしていない。さてはすべて大統領の陰謀か……。

 オサマ・ビン・ラディンに、いつまで「氏」をつけるのかな……。


2001/09/15(土) ぶたぶた

 薄曇り。

 矢崎存美(やざきありみ)「ぶたぶた」(広済堂出版)読む。西澤保彦の日記で強く強く推されていたので。魂を持ち人語を解するピンクのぶたのぬいぐるみ、山崎ぶたぶたをめぐるひとびとを描く連作短篇集。
 ……あれ、冒頭の「初恋」って、読んだ記憶が……と思ったら、いぜんのメフィストの、ショートショート特集のうちの一篇でした。別名義とはいえ、わたしの本棚に、何年も前から「ぶたぶた」がいたとは! 青い鳥!(^^) 
 なんともいえない不思議な味わい。「初恋」は一発ギャグっぽいし、ミステリ的構成を狙ったものもあるし、と思っていたら……とてもとても感動しました。なるほど! 続篇「刑事ぶたぶた」も読みたいです。……ぶたが刑事部屋で、チョウさん、アレの件はどうなっているんだい、とか苦みばしっているのだろうか。デュアル文庫にもぶたぶたシリーズがあるらしいです。





 
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