▼シスタープリンセスの松本淳を称えるクール日記▼


So Cool, 21st. Century Schizoid Diaries "Cool&Nikki".....ゴヤアキラの反戦日報

ミステリ、ヒカルの碁、ほしのこえ、ほかラジオ+テレビ番組の感想
&天下国家を徹底的に青くさく論じたり嘆じたり

2002年06月後半

●失礼ながら文中の敬称は略しています●

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▼目次:ご希望の日付けまでジャンプ!(クリックでひとっとび)

2002/06/16(日) はだかに濡れたワイシャツ
2002/06/17(月) ゲームクリエイターズ
2002/06/18(火) ミスプリ
2002/06/19(水) 高額明細(誤変換)
2002/06/20(木) センターカラー
2002/06/21(金) Xbox最高
2002/06/22(土) でじ古参
2002/06/23(日) クギミヤ戦争
2002/06/24(月) ジャパッシュ
2002/06/25(火) 栞と紙魚子の生首事件
2002/06/26(水) シベリア超特急
2002/06/27(木) ¥マネーの戸田
2002/06/28(金) ロボットパルタ
2002/06/29(土) テッド・バンディ
2002/06/30(日) ナロモニ。



2002/06/16(日) はだかに濡れたワイシャツ

 曇天。体調不良は湿気のせい? ためしに除湿かけてみる。

 路上に駐車してた車が中から爆発した事件、車の持ち主による誤爆の可能性があるらしい。爆発物の研究をしていたとか。

 米国の山火事、レンジャーのたき火が原因らしい。河童の川流れ。

 毎日新聞読む。さいきんわからないながらも囲碁の記事を眺めますが、まあ隣に将棋の記事もあるわけで、なんとなし見ると、ミッフィーちゃんをお守りにしてる棋士がいる、とか書いてある。ムロン男性ね(^^)。対局中にもかたわらに置いている。
 「月下の棋士」をチラと読むと、将棋の棋士も集中力がありすぎるせいか、変人奇人で笑えるけど、「ヒカルの碁」も、アニメ見る前はそういう珍妙なキャラ総進撃、のストーリーかと勝手に思ってました。それでも味のあるキャラばかりですが(^^)。虫をつぶして汚してしまった碁盤をペロリと舐めてきれいにするとか、もし緒方さんがやったらちがう種類のファンがついたでしょうね。巻も進んでくるとヒカ碁は絵がリアルになるからギャグやってもべつの凄味が出ていいかも。
 ヒカ碁はまんがにありがちな頭で考えたガツガツした悪目立ちっぽいキャラ立てでなく、ほんとうに生きている人間として立てられている。とても難しいことにチャレンジして、それに成功している。ゲストキャラでさえ血肉がきちんと与えられているのがいいですね。作家のなかにたくさんの魅力的な人格がいっぱいつまってて、それらがあふれて読者にせまってくる感じ。あーうまく書けん。やっぱりとても特殊なまんがだ。

 Tokyo Boogie Night聴く。
 キティちゃんとダニエルくんとのユニットが米国の大物の所属するレーベルからデビューするらしい。ううむ。ツアーやって、バックストリート・ボーイズやブリちゃんが前座だったらすごいね。

 録音したコスプレコンプレックス聴く。オープニングコントの「ボイスでコスプレ」のテーマ、今週ははだかに濡れたワイシャツ(ムロン彼氏のもの)。聴いててちょっとドキドキしてしまいました。

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2002/06/17(月) ゲームクリエイターズ

 曇天。

 スズキさんが逮捕されるとかされないとか。禊がすんだらまた復帰して閣僚や首相をめざしてくださいね。

 ニンテンドーブック2002夏というのをお店でもらってくる。カタログ。
 クラッシュ・バンディクーって、プレステ、というかSCEの看板ソフトだと勝手に思ってましたが、GBAでも出るんですね。いまはそういうのは関係なしか。グランツーリスモはGBAだと画面がちっちゃいからちょっとツラいかしら。みんな同じ車種に見えたり……。ああ、でも「V-RALLY 3」っていう3Dのレースゲームが出るもんな。すげえぜアドバンス。
 ナムコの「ファミリーテニスアドバンス」ってやってみたい。クロノアとか出るし(^^)。鉄拳? のキャラだけがリアルな絵柄で笑える。キューブとPS2、次世代機導入ならどちらか、と真剣に悩むこのごろ。
 しかし。唐突だが「デッド・オア・アライブ」に登場する美少女キャラが夏の浜辺でビーチバレーをするというソフトのためにXboxの優先順位がトップになった。欲しい! やりたい! 焼けつくほどに! じぶんに正直に生きるわたしなのである。まだ画像も見てませんが、モンモンと妄想が働いてしまいます。デッド・オア・アライブやったことないけど。
 格闘ゲームっていえば、なにかの体験版でやった「エルツバーユ」というのが、宇宙刑事あり戦闘美少女ありでなかなかおもしろかったです。わたしでもかんたんに必殺技が出せるほど操作性がいい。セリフがちょっとヘンテコで楽しい。

 録画した「ゲームクリエイターズ」見る。プレステのアワードのドキュメンタリー。「Rez」や「グランツーリスモ」など、監督のインタビュー。
 「メタルギアソリッド2」の監督のインタビューがいちばんおもしろかったです。明るい未来を信じてやまない、その信念にとても感動しました。ゲームをプレイしたくなりました。
 「鬼武者」の監督のことば、「(プレイしてみれば)おもしろいゲームはいっぱいある。まず手に取ってもらうことが大事」というのはすべての娯楽に言える。「もののけ姫はこうして生まれた」と同じメッセージです。興味をもってもらうためには恥ずかしいこともしなければならぬ。完成度を落とさねばならぬ事もある。手を抜いてつまんなくする、という意味じゃないですよ。間口を広げる工夫をすると、作品の本来あるべき姿からはやや離れる、だがそれはやむを得ないこと、という意味です。「ほしのこえ」の、過去のアニメからの引用を批判するひとはこのあたりようっく考えるべし。牽強付会ですが。

 録音したコスプレコンプレックス聴く。あっ、ラジオドラマで「うしのこくまいり」って言ってる。こく、でなくて「うしのときまいり」が正しい、って芦辺拓の小説に書いてありました(^^)。

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2002/06/18(火) ミスプリ

 ミスタープリンセス。ある日とつぜん12人の屈強な妹たちと同居! お兄ぢゃーん(飯塚昭三の声)。雨。

 NHKラジオ1、ラジオ深夜便。録音したアニメのトーク聴く。前半聴きそびれちゃった。
 ジブリの鈴木プロデューサー、ノルシュテインに「ロシアのTVは日本のくだらないアニメに占拠されている」といわれた、とかそういう内容。彼の新作を日本で公開する、とも。こどもにノルシュテインのアニメを見せるのはどうかと思うけど……。でもアニメファンのひとはたまにはノルシュテインとかも見ないとダメですよ、たとい苦痛でも(^^)。

 ワールドカップ中継の裏の時間に唐突に名探偵コナンの再放送がされてましたが、ヤハリ少しでも視聴率を、ということですか。
 日本代表の皆さんは残念でした。失礼だけどもっと大差がついた負けになると思ってました。日本が負けて韓国は勝つ、というのはなにか象徴的な気がします。ヤハリ中国の領事館のアレは韓国の陰謀であったか……。それはともかく、ヤハリ徴兵制の存在って大きいですね。物事にあたる真剣みが違う。日本もちこっと見習って……(^^)。

 毎日新聞読む。「百年の預言」のモデルになったらしい、ヴァイオリニストのひとのインタビュー。
 高樹のぶ子ってセリフが悪魔のように上手ですね。サクバクとした色気のない小説を執筆している不勉強なプロ作家諸君はぜひ見習っていただきたい。暗いユーモアのセンスもすごい。ふだん新聞の連載小説なんて読まないけど、「百年の預言」は、たまたまチラと読んだらあまりのおもしろさに愕然として、毎日楽しみにしていました。悲劇的な内容だけど、キャラ立ってるからまんがの好きなひとは楽しめると思います。
 TVで顔を見て、高樹のぶ子って若手作家なんだな、と思ってたら……。ぬうう。

 オコジョさん見る。……オコジョ番長……? この番組ってこういう内容だったっけ? ちょっとシュール。

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2002/06/19(水) 高額明細(誤変換)

 晴れ。日差しは強いけど湿度が低い感じ。

 2色原稿のデータをお渡しする。

 あるまんがを読んでびっくりしたんですが、主人公とおぼしき女性が香港撃ちというか、ジョン・ウー撃ちというか、照準を使わずに拳銃を横に寝かせて撃っていました。ガンマニアに非常に人気のある作品、とうかがってますが、きっとわたしの知らない整合性があるんでしょう。
 拳銃なんて狙って撃っても実戦では射程が短くてどうせ当たらない、単にタマをばらまく道具、だったらより絵になるかっこいい撃ち方を、という割り切りで使っている、とか。でもリアルよりかっこよさを優先する、という考えかたなのなら大いに賛同したいです。

 Xboxのソフト「ファントムクラッシュ」のCM、「光学迷彩」って言ってるのを聞きました。あれって士郎正宗の造語かと思ってましたがさらにモトネタがあるんでしょうか、SF小説とかで。不勉強で知らないんです。アニメのポポロクロイスでガミガミ魔王が「熱光学迷彩〜」とかパロディでやってましたが(^^)。

 eMacの実物見る。うーん、デザインはけっこういいかも(^^)。画面の見やすさはヤハリ現行のブラウン管のiMac程度のレベルかな……。

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2002/06/20(木) センターカラー

 曇天。雨の予報。

 神の一手を打つのはこのわたし! 「神の一手」って、「紅天女」なのかしら。そうするとヒカルの声は勝生真沙子か。午前0時までに100局打てたら碁盤をゆずってあげるわ! すぐれた作品は構造が似ているから、こうした置き換えが可能になるのである。王道指南書をばかにしてはならぬ。トガったものばかりをめざしたり賞揚したりしてはならぬ。

 ぐあ! ハッと気づいたら週刊ジャンプ買っちまっていたよ! 単行本待とうと思ってはいたんだけど、表紙の「センターカラー」の文字にひかれてついフラフラと。新章読まずにいたのにー。
 「ヒカルの碁」、センターカラーっていうから2色だと思ってみてみると4色でやんの。まいったぜ。奈瀬ちゃんとあかりちゃんのバニーガール姿に悩殺されてしまいました。市河さんがくわわってないのがたいへんに残念です。
 むっ、碁会所での市河さんの態度にミョーに余裕がある。さてはすでにアキラとなにかあったなッ。アキラのジャケットを受け取るときの仕草が他人のそれじゃないもん。くそー(^^)。
 ある人物のニヤリと笑う顔がうまい。こんなわかりやすい悪人いるかい! とも思いますが(^^)。

 そのジャンプ、「囲碁スターターボックス」の広告が出てる。解説書つき九路盤の囲碁基本セット。欲しいなあ。碁石の一部にヒカルたちのかわいいイラストが入ってるのはいいですね。ぜんぶの石に入れてほしいなあ。
 あれ? 「たけし」が載ってねえ! 終わっちまったのかあー!? と思ったら次週予告にはちゃんと名前がある。フーッ。しかしわたしには理解できんまんががヤハリ過半を占めてます。「BLEACH」とか。いまファンロードでAゾーンだっけ。心が汚れてしまった……。

 こち亀読む。例によって特殊刑事課が出てくる話。ちゃんと本部庁舎の中にあるのか……。でもキャリア組なのになんで現場の刑事やってるんだろう。全裸だし。べつだんギャグらしいギャグが入ってないのに爆笑させられる。うまいな。

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2002/06/21(金) Xbox最高

 晴れ。

 GameWave見る。デッド・オア・アライブ美少女のビーチバレーの紹介見たです。おおおおお。Xbox最高。映画のファイナル・ファンタジーも主役がこんな感じだったら劇場公開は大ヒットしたはずです。肌色いいし。

 「芸術に恋して!」見る。スター・ウォーズの分析。例によって神話に材を取ったからヒットした、という切り口。うそだよそんなの(^^)。
 映画のような現実逃避の見せ物興行には、ひとを驚かせたりするための新しいアイディアが必要、という視点がゴッソリ抜け落ちていました。アイディア! アイディアです、スターウォーズが多くのひとの心をつかんだのは。映像的衝撃です。
 スターウォーズがモトネタとしているらしいニーベルングの指輪にしたって、いろいろな演出家や脚本家がそれぞれ独自の趣向をこらすはず。神話がどうこう、というのは最低限必要な骨格にすぎない。骨だけ見せられてもひとは感動しません。ホネとアイディアとは不可分です。

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2002/06/22(土) でじ古参

 氷上恭子のこと(すまん!)。曇天。

 でじこさん録音するの忘れちゃった。聴きそびれたの初めて。

 路上に駐車してた車が中から爆発した事件、吹っ飛んだ本人が火器のマニアだったらしい感じですね。自作の銃や爆破テストのビデオが出てきたとか。「ジャッカル」とか好きそう(^^)。不謹慎で申し訳ないけど、誤爆なら6割くらいは男子の本懐であろう。男子かどうかは知りませんが。

 ○●TV「ヒカルの碁」○●見る。韓日対決、スヨンくんとの闘いの後篇。
 ここにユン先生が居合わせるのは偶然なんだけど、それを偶然と思わせないのがヒカルの碁のすごさ。囲碁でいえば妙手と呼ぶべきなんでしょうか(^^)。ユン先生がヒカルを称えれば称えるほど佐為は傷つけられてしまう、という悲劇。ううむ。

 あるウェブ日記にも書いてありましたが、「千と千尋の神隠し」の感想でよくあるのが「豚に変えられた両親を救う話が途中からカオナシの話に変わる」という意見。牽強付会になってしまうけど、それは親子関係の良好なひとの見かたなのだと思います。
 じぶんと親は違う種類の人間なんだ、と断絶を感じてる諸兄々にはご理解いただけると思うけど、千尋は両親を親とは思っていない。お話の冒頭からしまいまで、じぶんを理解してくれない他者、と思っている。血縁の有無は関係ないです。あの映画は千尋の変化を描くお話、千尋が心の垢を洗い流す過程を描いたお話であって、親を助けるウンヌンは物語の結構を整えるための単なる添え物にすぎません。あの両親はもう変わりようはないだろうけど、千尋はこれから大人になってもいかようにも変化していく柔軟な人間として描かれている。まあ主人公だし(^^)。

 両親は、ミヤザキ監督が絶望してる硬直化した日本のシステムの象徴で、千尋はいい方向へ変化できるまだ可能性のあるこどもの代表。したがって両親の救出の描写に重きが置かれていないのは当然なのです。ミヤザキ監督は親子の関係を描くことに興味をもってないです。監督が「こどものためにつくった」というのはウソではないです。見世物興行であって、オタクや批評家のための映画ではありません。批評家は、じぶんの批評のものさしをひとつしか持っていないことを恥じねばなりません。「千と千尋の神隠し」を批評するには、この映画のためのものさしをあらたにつくらねばなりません。ミヤザキ監督は完成度よりおもしろさを優先する作家に変貌したのです。幻影を追う頭の固い古い人間はもうおいてきぼりなのです。

 ユバーバの出したクイズが不明瞭だ、などとやたら両親救出作戦に固執する意見には慄然とします。なんて官僚的で杓子定規な冷たい考えなんでしょう。
 千尋は危機を切り抜けるためにじぶんを変化させ、知恵と力を振り絞ってがんばった。じぶんだけでなく他人であるハクのためにも努力し、成功した。千尋のその変化の達成のごほうびとして、あくまでオマケとして両親は人間に戻され、もとの世界へ帰ることができた。千尋の変化の結果として、危険だけど魅力的な異界や、ひとの姿をしたハクには二度と会うことはできなくなった。これがこのアニメの構造です。明確です。とても一貫した、まったく破綻のないお話です。「千と千尋の神隠し」を破綻とするならこの世に破綻していない物語は断じてない。
 蒸し返しますが、優れたクリエイターとしての評価を持つ鴻上尚史までが「千と千尋の神隠し」を破綻した物語ととらえていることにわたしは慄然としました。鴻上尚史がどういう作品をつくっているかは不勉強で知りませんが(^^)。まあ鈴木プロデューサーにしたって破綻を認めること言ってたしな。鈴木プロデューサーもその場の勢いで適当なことを言うことがわかりました。いっさい信用できん(^^)。

 他人の意見を引用しておとしめてじぶんの意見の正当性、おのれの知的優位を主張する、というのもウェブ日記のひとつの共通点ではありますね。自重じちょう。クール日記はこんご謙虚になります。ひとやモノの悪口はいっさい書きません(^^)。

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2002/06/23(日) クギミヤ戦争

 アニメ番組間における萌え声の声優の争奪戦を総称してこう言う。激戦のさなかにあって釘宮理恵は敵味方わけへだてなく出演して多くのひとの感銘を呼んだという。

 曇天。気圧がグルグル変わってるのかしら、不捗。

 録音したアニゲマスター聴く。釘宮理恵、野川さくら、田村ゆかりがゲストで出演、いろいろなセリフを言う。一部のひとにとっては三大テノールなみのありがたさですな(^^)。番組中いったい何度「おにいちゃん」というセリフがでたのか。

 米国のまだ鎮火しない山火事、消火作業中の飛行機の両翼がもげて墜落する映像をテレビで見ました。よけい燃えちゃう……なんて言ってる場合ではないですね。不謹慎ですみません。

 TVで「メン・イン・ブラック」見る。うーん。これもパート2つくられてるんだよな……。

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2002/06/24(月) ジャパッシュ

 薄曇り。

 ニュース聴く。千代田区でしたか、どこかの自治体で、歩きたばこが禁止される条例ができたらしいです。法律にもして欲しいです。町中で火のついたたばこをプラプラ手にして歩くような度し難い愚か者には人権などない。

 望月三起也「ジャパッシュ」(銀河出版 全一巻)読む。……呪われたカリズマが率いる「ジャパッシュ」を名乗る戦闘的ファッショ集団が日本を席巻、軍事独裁国家建設をめざす。正義のひとに立ち向かうすべはないのか。
 30年前に週刊ジャンプに掲載されたらしいです。時を経てもなお輝きを失わない、すぐれた警告の書です。すべての国会議員諸君に、いま! このときにぜひ読んでいただきたい。個人の妄想や私欲が国家権力と結びついたとき、予測不能の事態が起きる可能性を支配者はつねに忘れてはならぬ。
 あまりにメッセージ色が強くてエンタテインメント性を欠いていますが、猛烈におもしろいまんがです。巻置くあたわざるとはこのことなり。なにより悪役がいい。残忍かつ冷酷、腹も据わったうえに猛烈に頭の切れる美貌のカリズマ。悪はこうでなくては。あんまよくない望月三起也のファンなので、今回初めて読みました。なにぶん望月三起也のまんがなのでディテールにアレ? と思えるところもありますが(^^)、萌えだかなんだか知らぬが、さいきんのフニャけたまんがの横行が許せぬッ、わしの若いころのまんがはッ、とお嘆きのみなさんには是非おすすめする。
 ジャパッシュ〜Japashはどういう意味だろう。ジャパン+アッシュか。ジャパッシュは描かれた時期からして、あきらかに「盾の会」のイメージですね。
 小林よしのりの本を一冊読んだだけで、批判精神もなくすぐ感化される若者が少なからずいるわけですから、このまんがに描かれていることはけっして絵空事ではないです。

 電撃萌王読む。ぬう、今回のどじの絵はあまりえっちいではないのう。ひるがえって山下いくとはえっちいではないが、肌の色がすばらしい。半ページしかないのが残念。萌え〜。

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2002/06/25(火) 栞と紙魚子の生首事件

 小雨。

 ラップフィルムのCM、「火星ではババロアにラップをかけるのは大変です」に笑う。なぜにババロア? 開発スタッフが日本のスーパーに高品質のラップを探しに来るのが泣ける。プロジェクトX系CMか。

 諸星大二郎「栞と紙魚子の生首事件」(しおりとしみこのなまくびじけん。朝日ソノラマ)読む。ホラー雑誌の掲載なのかな。読み切り連作なのがありがたい。「泡沫の日々」というウェブ日記で強く推されていたシリーズなので。
泡沫の日々↓
http://member.nifty.ne.jp/miskatonic/diary/diary.html
 おうちがそれぞれ書肆を営むという恵まれた? 環境の女子高生・栞と紙魚子のコンビ、人間としてとても大事なものがゴソっと欠落していますが、それをぜんぜん苦にしていないところが現代にマッチしていてグーです。それでいてけっこう友達思いだったりする。方向性を間違えているけど。

 冒頭の「生首事件」からしてめちゃくちゃおもしろい。ええっ! と飛び上がりましたよ。でももし新人がこういうストーリーを描いて持ち込んだとしたら編集者に灰皿でゴスっと殴られるだろうな(^^)。
 メフィストに唐突に氏の短篇小説が掲載されていましたが、なるほど依頼したくなるだろうな、このひとの書いた小説を読んでみたくなるだろうな、とこのまんがを読んで思いました。
 奥付見ると12刷。諸星大二郎ってベストセラー作家だったんだ! 認識不足。巨大な才能の持ち主で、有名ではあるけどビジネス的にはちょっと……というミュージシャンズ・ミュージシャン・タイプの作家かと思っていました。すみません。

 NHK教育ETV2002見る。「声に出して読みたい日本語」の齋藤孝を取材したもの。
 小学校での授業が興味深かったです。「おもしろいと感じることが大切。なぜおもしろいか、という理由の説明は求めない」というのがとてもいいな、と思いました。わたしも日報で好き勝手に書いていて思いますが、ワルクチ書くのはとても簡単です(^^)。おもしろさ、魅力を、ことばで他者にわかってもらえるように伝えるのは非常にむずかしいことです。そういうのを学ぶのはあとまわしでいいです。中途半端に頭のいい凡庸な官僚や教師はそういう基本的なことがわかっとらん。

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2002/06/26(水) シベリア超特急

 雨。

 ぐあ! 2色原稿の校正刷り見せてもらって愕然。彩色のときにシアンをうっかり入れてしまったらしく、当然そこは抜かれて印刷されるのでイメージと少し違ってしまいました。不注意を反省。

 有名映画重点鑑賞月間。水野春郎監督「シベリア超特急」見る。いぜんにTVでやったの見逃しちゃってた。かなり視聴率がよかったそうですね。
 ……将軍をじぶんで演じちゃうってのがいちばんすごいです。わたし、巷の評判から、そうとうのシナモノかと思ってかなりの覚悟をもって構えて見たんですが(^^)、それほどナニな映画ではなかったです。ちゃんと映画になってます。監督のコメントによると、岩井志麻子が絶賛したらしい。ううむ(^^)。
 列車が揺れないのはご愛敬として(^^)、よくわかんないところがたくさんありますが、ひどい映画はほかにいくらでもあります。監督の力強いメッセージに感動しました(^^)。
 この映画はDVDで見たんですが、「ぼんちゃん」と監督の解説の副音声が、まあなんともうしましょうか(^^)。これはTSUTAYAで借りましたが、さいきんは近所でもDVDレンタルが始まっていて、ビデオより持ち運びがラクでいいです。

 デジコミの快楽#13をガガガと進める。テキストの分量が多くなりすぎて、次回の分まで書いてしまいました。次はラクだ(^^)。出版物においては、世界一ていねいでわかりやすいデジコミ解説であることを自負しております。

 竹崎さんの日記から引用。↓6/13ぶん
http://sega.jp/segasuta/
<「模倣犯」のことを少しだけ。
「なんじゃこりゃぁ〜っ!?」
唯一誉められる点は、「この映画を見てから原作を読んでも、なんら原作の面白さが損なわれることがないこと」。つまり、原作の良さをひとかけらも映画にできなかった珍しい作品。
「あの原作を映画にすることは難しいからねぇ……」とか言ってられるレベルを遥かに超えたトンデモ映画に、茫然自失。 >
 うーん、いま友人H氏にお借りした本が手元にありますが、映画をさきに見てもだいじょうぶそうですね(^^)。でも公式コメントを信ずるならば、監督を指名したのは原作者本人だそうですが、原作から離れることを計算に入れて頼んだのかな、などと考えたりします。映画の広告の写真、中居くんの狂気じみた眼が印象的で、期待してるんですが。

 TV「ヒカルの碁」見る。
 「アキラさーん」って、声で聴いてしまうとなー。はっきりわかっちゃうよなー。うーん。
 しかしアキラくんも頭いいんだからもっと要領よくやりゃあいいのになんでこんな迂遠なかたちでヒカルを追うのか(^^)。律儀な子だ……。

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2002/06/27(木) ¥マネーの戸田

 儲かりそうな映画はワシがぜんぶおさえとくんじゃー。特定の個人を揶揄するものではけっしてありません。

 雨。気温が低い。

 桑島法子「フローレス〜死者への花束」聴く。すばらしい。感動しました。オリジナルも、朗読も、カバーの「いつでも夢を」もぜんぶいい。

 澁澤龍彦「空飛ぶ大納言」(国書刊行会)読む。短編集。恩田陸の小説だったかな、「犬狼都市」がおもしろい、というモノローグに触発されて。澁澤龍彦はエッセイは少し読んだけど、小説は初めてです。うーん、えっちいだ。なんかまんがみたいなキャラクターメイキングですね(^^)。
 ところで、辞書にヒコが入ってないんですけど(怒)。この人の名前ってぜんぶ正字や旧字なんだよな。龍はちがうのかな。ああ、そういえば龍と竜とは別の字、って「創竜伝」に書いてありましたね(^^)。

 まんがみたいなキャラクター、で思い出した。いぜんに埴谷雄高「死霊」(しれい)をちこっと読んでびっくりしました。いまだ冒頭の数十ページほどにしか目を通したことがありませんが(^^)。ミステリ作家含めて、いろんな作家が好きだって言ってますね、この小説。
 数年前にNHKでやってた特集番組をたまたま見たのですが、埴谷雄高の葬儀に、多くのひとが参列していて、へえ、聞いたことない名前だけど熱心なファンがたくさんいる作家なのだな、と思って興味を持ちました。
 難解な小説らしいからわたしには無縁だと思ってましたが、あるとき開いてみてびっくり。キャラがバリバリに立ってる。なんでかっこいい青年や美少女が必要? コミケに行ったら死霊本(埴谷本か。いずれにせよ研究でなくいわゆるなんというか)とか売っていそう。確かに難解、なにについて書かれた小説なのか、わたしの貧しい頭脳ではさっぱりわかりませんが。
 なによりびっくりなのは、作者の本名が般若だということ。ハンニャ! すごい名前。

ZDNet Macから引用↓
<ソニー、手のひらサイズの130万画素デジカメ「サイバーショットU」を発売
ソニーマーケティングは、「サイバーショット」の新シリーズとして、手のひらに収まるサイズのサイバーショットU 「DSC-U10」を7月20日より発売する。価格はオープンプライス。 >
 うぬー。エクシリムの対抗商品ですね。なんと87グラム。首から提げても肩が凝りません。エクシリム同様、飛ぶように売れるでしょう。ただデザインがね。光学ファインダーがないし。

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2002/06/28(金) ロボットパルタ

 曇天。

 アニメ館見る。アニメ・ワークショップ。再放送だけど見てなかったヤツみたい。NHK教育の「ロボットパルタ」をつくっている保田克史(ぼうたかつし)がゲスト。何度も出てらっしゃいますね。教えかたが優しい。某監督とはえらいちがいだ(^^)。
 「THE BOWTA'S WORLD」というアニメがすごい。人形アニメのなかで、ロボットたちが、人形アニメをつくるというメタ? アニメ。女性型のロボットが縄跳びして胸が揺れる、というちょっとアダルト(^^)なところがいいです。

 高瀬彼方「カラミティ・ナイト」(ハルキ文庫)読む。青春ヒロイック・ファンタシー。表紙・本文イラストは西村博之。
 キャラに魅力はあるし、人ごととは思えないし(^^)、おもしろいけど、うーん。続巻読むまで保留(えらそう)。即断は避けます。メタ・ファンタシーというかなんというか、ひねりかたがテーマにうまくマッチしている。
 ヒロインが男の子に「これを読んで!」と渡す本が笑える。すぐにひっこめるけど。もしわたしが同じ本を渡されたらその女の子を好きになってしまうな(^^)。

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2002/06/29(土) テッド・バンディ

 曇天。のち雨。

 Macお宝鑑定団読む。↓引用
<●Spymac.comによれば、AppleがMacworld Conference & Expo/NewYork 2002で、PowerMac G4を全てDual化するかもしれないと伝えていました。>
 どへー。実現したら銀行強盗して買います、ローエンド。「アウト・オブ・サイト」作戦でいくか(^^)。Macを盗むほうが早いような気もしますが。

 「スペースチャンネル5 サウンドトラック」聴く。背筋がゾクゾクする。猛烈にかっこいい。なんかヘンなコントも入っていますが。
 昔のドラマ「ハワイ5-0」のテーマみたいな、スリリングなオープニングがスキ。ああ、こういう音楽もジャンル的にはジャズなのか。知りませんでした。いまどきワウ・ペダルが炸裂してるギターとかがステキ(^^)。

 庵野秀明監督のサイトを読む。開設されていたことをいままで知りませんでした(^^)。令夫人との披露宴の写真が掲載されていました。宮崎監督が祝辞をのべられているとこも写ってます(^^)。文体はデスマス調なんですね。「式日」を含め、いまだ最近作を見てないのはいかんですね。不勉強をあらためたいです。
 日記にある「スペース・ステーション」という映画がおもしろそう。品川プリンスに映画館があることを初めて知りました。

 「史上最悪! 超IQ犯罪 模倣犯スペシャル」少し見る。あ、このハンサムな連続殺人犯って「テッド・バンディ」だな。たまたまいま本を読んでます。いろいろな作家にインスピレーションを与えたとしたらそれなりに有意義な犯罪ですね。不謹慎ですみません。

 ワールドカップの観戦のため、ドイツのシュレーダー首相が日本の首相専用機に同乗して来日したらしい。これで決勝がドイツ対イタリアで、イタリアの首相も同乗していたら、三国同盟復活! とか言われて、さぞ各国に警戒されたでしょうね。

 夜、雨の中をS氏が来てくれる。ちょうど韓国がゴールを決めたところでした(^^)。でもやっぱりトルコって強いんですね。3対2で勝ち。

 ハートフルステーション聴く。みなさんのなかで、要職(^^)についてるかたをはじめ、組織に勤めるひとは竹崎さんの話はとてもためになると思います。竹崎さんの「セガスタ!日誌」もあわせて読むともっといい。パブリシティって、ものを宣伝したり売ったりするだけでなく、ものをつくる仕事なのだな、とわかります。

 青春ラジメニア聴く。パチモン? 戦隊特集。「究極超人あ〜る」のコウガマンの歌とか。ようするに本家戦隊もの以外の、戦隊風作品の音楽ね。
 パチモンってことば、ネガティブな印象をうけるけど、本場関西ではべつだんそんなことはないらしい。「似たもん」と言うとまたニュアンスが変わってしまうそう。ううむ、勉強になりました。

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2002/06/30(日) ナロモニ。

 なろうなろうあすなろう! 明日はモーニング娘。になろう! ナロウなボディにチャーミングな笑顔! 曇天。

 ハロモニ。見る。モーニング娘。関連の歌っていい曲がいっぱいありますね。こうして書いてると、。が多くなって文章がヘンになる(^^)。

 決勝の最中、あらたにユニフォームを着ようとした選手がえらく難渋していました。ナイキでは緊急会議が招集されて改善計画で紛糾したでしょうね(^^)。

 ザ・スニーカー(角川書店)少し読む。大塚英志の「キャラクター小説の作り方」。
 作家志望のひとは必読ですね。読書感想ページに書いた「物語の体操」とあわせて、不勉強なプロ作家にも読んでほしいです(^^)。はやく一冊にまとめてくんないかなこれ。山本文緒が新井素子の同級生だということを初めて知りました。
 大学での勉強をすすめる一つの理由に、充実した図書館の利用ができることがあげられている。なるほど。大学の先生になると、ほかの大学の図書館も利用できるらしい。

 「♪お買い物、ハイ!」のCM、クマ? さんたちの服は、西武は赤でそごうは青、なのね。かわいい。両方録画して保存したい。CMってどんなにお金や手間を掛けても、消えものの運命だけど、つくってるひとはどんな気持ちなのだろう。

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